高級感のあるロゴデザインの作り方|作成のコツと事例
ロゴを作成する際に「高級感のあるロゴ」にしたいという場合もあるでしょう。ところで、「高級感のあるロゴ」とはどんなロゴデザインなのでしょうか。
今回は、高級感のあるロゴの作り方と事例を紹介します。ロゴ作成をご検討の際にぜひ参考にしてください。
目次
なぜ高級感のあるロゴを作りたいのか?
まず「ロゴ」とは、企業名や商品名をデザインしたロゴタイプに、象徴的なシンボルを足して、ひとつのマークとしてビジュアル化したものです。
文字とマークが組み合わさったパターンのロゴの場合、マークの部分を『ロゴマーク(logomark)』、文字の部分を『ロゴタイプ(logotype)』と呼び、ロゴマークとロゴタイプが組み合わさった全体を『ロゴ(logo)』と呼びます。
ロゴ(LOGO)とは より
企業なら名刺、お店なら看板、商品ならラベルなど、最初に目に入る情報です。「ロゴ」から受ける印象は、その後のイメージを大きく左右します。
「ロゴ」は、会社やお店にとって、ブランドイメージを作り上げていくための「旗印」となります。「高級感のあるロゴ」は価格への納得感を生んだり、手にしたときの特別感を演出したりと、さまざまな効果が期待を生み出すため、とても重要です。
ロゴに高級感を求める理由は、その会社・店舗・商品などのコンセプトにあるでしょう。
例えば、富裕層といった経済力のあるお客様がターゲットなのであれば、ロゴにも高級感が欲しくなりますし、落ち着いた年代の女性がターゲットであれば、親しみのなかにも気品が感じられるロゴが良いかもしれません。
逆に、リーズナブルが売りの商品であれば、ロゴに求めるイメージは「高級感<親しみやすさ」となります。
高級感のあるロゴを作るためのポイント5つ
では、高級感のあるロゴを作るためのポイントを5つ紹介します。
1.ターゲット層を明確にする
ロゴは会社やお店の顔となるものです。自分の好みだけではなく、まずは、高級感のあるロゴにしたい理由を明確にさせましょう。そのためには、訴求したいターゲット層を明確にする必要があります。
ひとえに「高級感」と言っても、人それぞれイメージしているものは異なってきます。金色のキラキラしたものを高級だと感じるひともいれば、逆に過度な演出だと感じる人もいます。重要なのは自分たちのロゴデザインが、どこに向けられたものなのか(=ターゲット層はどこなのか)を考えることからはじめることです。
たとえば60歳以上の落ち着いた男女をターゲットにした場合、金色や原色の派手なものよりも、和を感じる色合いが高級かもしれません。でも、10代をターゲットにするなら、和の色合いは渋すぎてかっこ悪いと思われるかもしれません。
まずは、自分たちの考える「高級感」、そして届けたいターゲットが求める「高級感」とは何であるかを整理していくと良いでしょう。そうすることで、どんな高級感をロゴに持たせたら良いのかが明確になってきます
2.どんなロゴなら高級感が表現できるか考える
ロゴをはじめとするデザインは、視覚に訴えるものです。そのため、どんなに頭のなかで考えても、「自分が想像するロゴ」=「他の人が想像するロゴ」になるとは限りません。
「とにかく高級感のあるロゴを作ってほしい」とオーダーするより、「こんな感じの高級感をロゴで表現したい」「このロゴのイメージは自分たちが理想とする高級感に近い」というような具体例を交えてオーダーした方が、より良いロゴが出来上がります。
そのためには、ロゴ作成会社の実績デザインなどを参考にすると良いでしょう。いまいちイメージがわいてこない場合でも、さまざまな高級感あるロゴを見ていくうちに、だんだんと方向性が決まってくるケースも多くあります。
◆LOGO市なら様々なロゴの提案が可能です
ロゴ作成会社のLOGO市は、ロゴデザイン業界で10年以上続く老舗として、累計12000社以上のロゴを手がけてきました。もちろん「高級感あるロゴ」の作成経験も豊富です。「自分たちがロゴに一番なにを求めているのか?」ということに迷ったとしても、LOGO市なら専属のディレクターがヒアリングしますので、ご相談していただきながらロゴ作成を進めることができます。
また、人気No.1のロゴデザインプランは、提案されたロゴを見てから決めることができるお客様にリスクのない安心システムを採用。
長年の経験で培ったロゴ作成のノウハウと一流のロゴデザイナーによって、あなたが今必要としているロゴデザインを、あなたが思う以上のクオリティでご提案いたします。
3.ロゴタイプは「明朝(セリフ)体」ベースがおすすめ
ロゴに求める高級感の方向性にもよりますが、一般的には、ロゴタイプ(文字の部分)は「明朝(セリフ)体」をベースにデザインすると、ロゴに高級感が出やすくなります。
伝統的でクラシックなものには明朝体が多く使われており、高級感を演出したデザインで明朝体が頻繁に用いられていることから、明朝体を「高級だ」と感じやすくなっているからです。
たとえばこちらのロゴタイプは明朝体を使っています。そのため、ゆったりと落ち着いた雰囲気で、ラグジュアリーな高級感を感じさせるロゴになっています。
4.文字もマークも「細く」した方が高級感を演出し易い
ちなみに、ロゴタイプに明朝体ではなく「ゴシック(サンセリフ)体」を使ったからといって高級感がなくなるわけではありません。ゴシック体で高級感を出すコツは「細く」することです。
こちらのロゴタイプ部分は「ゴシック(サンセリフ)体」をベースにデザインされていますが、洗練された高級感があります。理由は「線が細い」からです。
デザインを始めたばかりの頃、インパクトを求めて太字でデザインする人が少なくありません。「線の細さ=頼りない」と考えて不安になるのでしょう。それは大きな間違いです。むしろ「細さ」には洗練された美しさがあります。
ロゴマークに使う線も、細くすることを意識してみましょう。美しくエレガントで高級感のあるロゴが作れます。
神奈川県 【マインドフルネス×整体】ダイエット専門サロン B.G様
5.ロゴに入れる要素は少なくする
高級感を演出する上で、「デザインの構成要素を少なくする」ことは有効です。
料理にたとえるとわかりやすいでしょう。皿いっぱいに大盛りで盛られたものより、控えめに美しく盛られたものは、洗練さを感じさせます。ロゴを作成するときも同じです。
要素をできる限り減らして、必要なものだけで構成し、シンプルに余白を作ることで、ロゴに高級感が生まれます。
こちらのロゴはとてもシンプルなデザインで、色使いも1色と洗練されたものに仕上がっています。見た瞬間の高級さ、どんなデザインにもマッチしやすいロゴ、そして大きな余白でも負けない力強さがあります。
高級感のあるデザインを作る際に「余白」を活かしたデザインにすることはめずらしくありません。それはロゴにも言えます。
シンプルで要素を極力少なくしたものは、どんなデザインにも馴染みやすく、相乗効果でさらなる高級さが生まれます。高級ブランドのロゴの多くは、こうしたシンプルで少なめの要素で構成されていますよね。
高級感のあるロゴの作成を依頼するときのポイント
高級感のあるロゴを作るためのポイントやコツを紹介してきました。さて、いよいよデザイナーにロゴを発注するとなった時、どういったことに注意すればよいのでしょうか?
ロゴを発注する時、事前に用意しておくとスムーズなのが、事業内容や創業理念、届けたいメッセージといった、イメージを言語化したものです。ターゲット層についてまとめた情報も用意しておきましょう。
さらに「会社のイメージカラーは青」といった色の指示や、「このロゴのイメージと同じ方向性の高級感がほしい」など、ある程度具体的な希望があると、より自分たちが理想とするロゴが作れます。
プロのデザイナーは、経営理念や事業内容、ターゲットなどのコンセプトをしっかり理解した上で、デザインを仕上げます。ロゴ単体だけではなく、その後の使用用途なども踏まえて高級感を演出しようと考えるのです。
ロゴ単体のパッと見の豪華さだけを求めると、看板にしたとき、商品に配置した時に、かえってチープになることもあります。そういったトータルを考えながらロゴを提案してもらうため、事前にどういったシーンで使うのかといった情報も共有しておくとよいでしょう。
LOGO市では、お客様の理想のロゴを提案するため、専用のお申し込みフォームをご用意しています。参考:LOGO市でロゴ作成を申し込む
また、人気No.1のロゴデザインプランは、提案されたロゴを見てから決めることができるお客様にリスクのない安心システムを採用。ロゴ作成の際は、ぜひLOGO市にお任せください。