商品ロゴの作り方|作成の秘訣と活用方法を解説
商品ロゴを作りたい!
そう考える方の多くは、売り込みたい商品がある、商品のリニューアルを検討しているという方が多いのではないでしょうか。
商品の魅力をお客様に伝え、商品を手に取り、購入に導くための大切な役割を持っている商品ロゴ。
しかし、ほとんどの方は商品ロゴをつくるのが初めて、どういう風に商品ロゴを作成すればいいのかわからないという方ばかりです。
そこで今回は、商品ロゴの作成の秘訣と活用方法を解説していきます。
目次
商品ロゴを作る必要性とは?
お店に陳列してある商品のパッケージには必ず商品ロゴがついていますよね。
商品ロゴはなぜ必ずついているのでしょうか。
例えば、目の前に同じ大きさ、同じ価格のチョコレートが陳列されているとします。
片方には、誰でも知っている有名なロゴが、もう片方にはロゴが何もついていない場合、あなただったらどちらを購入しますか?
私だったら迷わず有名なロゴがついたチョコレートを購入します。
それは、そのチョコレートについているロゴを見たことで、味や品質について過去の経験を思い出し安心して商品を購入することが出来るからです。
人間は、聞いたことよりも見たことをしっかりと記憶しておく傾向にあります。
そのため、商品名を覚えていない場合や英語表記で商品名が読めないという場合でも、商品ロゴを見れば求めていた商品と同じ物を購入することが出来ます。
商品ロゴの役割
商品ロゴにはさまざまな役割があります。
①他社商品との差別化
先ほどのチョコレートの例を思い出してみてください。
同じチョコレートでもそこに商品ロゴがあることで他社の商品との差別化を図ることができます。
自社商品に、どのような思いが込められ、どのような人をターゲットに作られた商品なのかを視覚的に表したものが商品ロゴです。
印象的な商品ロゴは商品の目印にもなります。
②自社商品との差別化
自社の同じ商品でも、商品ロゴをつけることで商品ターゲットを差別化することができます。
若い女性がターゲットの場合と働き盛りの男性がターゲットの場合、ターゲット層に響く商品ロゴの種類も変わってきます。
それぞれのターゲットに合った商品ロゴを作成し展開することで自社商品の中でも差別化を図ることが出来ます。
③商品のメリットを伝える
全力で開発した商品のメリットを伝えるのも商品ロゴの役割の1つです。
文章で長く伝えるよりも、商品ロゴで単刀直入に伝える方が印象に残りやすいのではないでしょうか。
商品ロゴの作り方
さまざまな役割をもつ商品ロゴ。
新商品を魅力的に見せ、商品のファンを獲得するためには視点が集中し印象に残るような商品ロゴをつくることが必要です。
しかし、初めての商品ロゴ作成はわからないことも多いかと思います。
商品ロゴを作成する過程をステップごとに確認し、スムーズに商品ロゴを作成できるといいですね。
ここからは、商品ロゴを作成する3つの過程を解説していきます。
1.商品のネーミング・コンセプトを明確にする
商品ロゴを作成する過程の中で1番の根幹となるのが「商品のネーミングやコンセプトを明確にする」という過程です。
商品コンセプトとは、
- 商品がどのような物なのか
- ターゲットは誰なのか(子ども、大人、女性、男性、どのような悩みをもっているのかなど)
- 商品を使うことで得られる効果にはどのようなものがあるか
などを考慮したうえで「その商品をひとことで表したもの」です。
その商品がどんな印象を持たれたいのかと考えるとわかりやすいかもしれません。
そのコンセプトを基準に、商品ロゴの作成や、新商品のプロモーションなどが行われます。
ここでしっかりとコンセプトを明確にしておくことで、ロゴ作成に迷いが出た時も商品ロゴの軸がぶれることがありません。
2.商品ロゴのイメージ、方向性を決める
商品コンセプトがしっかり明確になった後は、商品ロゴのイメージや方向性を決めていきましょう。
まず商品ロゴをどんなイメージで作っていくかです。
例えば、その商品のターゲットが若い女性の場合、「かわいらしい」イメージで商品ロゴを作りたいとします。
しかし、「かわいらしい」という言葉だけでは、個人個人で想像するイメージは違ってきます。
個人的にロゴを作成するのであれば1人だけのイメージでよいのですが、会社で新商品を打ち出す、商品のリニューアルを考えているという場合、全員のイメージを統一することが大切です。
また、その「かわいらしさ」をどのように表現するのかも考えていきたいですね。
ロゴには、デザインされた文字で表現する「ロゴタイプ」と、絵柄だけの「シンボルマークタイプ」、文字+絵柄の「ロゴマークタイプ」の3つがあります。
人間はシンプルなものを覚えやすいので、商品名を覚えてもらいたいなら「ロゴタイプ」がおすすめ。
「シンボルマーク」はロゴタイプよりも自由度が高いデザインが可能なので、商品のイメージや印象などを覚えてもらいたいなら「シンボルマーク」がおすすめです。
ロゴタイプとシンボルマーク2つのいいとこどりをしているのが「ロゴマーク」
お互いに表現できない部分を補って、商品名のパッケージも覚えてもらえるデザイン性の高い商品ロゴを作ることが出来ます。
かわいらしさをパステルカラーなどの色で表現するのか、丸みを帯びたフォントで表現するのかなど、商品ロゴ作成に関わる人全員が共通した「かわいらしい」イメージをもって商品ロゴを作っていきましょう。
そして、その商品ロゴから込められた思いを感じることができれば最高なのではないでしょうか。
3.理想の商品ロゴをつくるためにはプロの手を借りる
商品コンセプトや商品ロゴのイメージが決まれば、次は実際に商品ロゴを作る過程に入っていきます。
商品ロゴは作成したら終わりではなく、出来上がってからが本番です。
商品とともにお客様の目に触れ、実際に商品をアピールしていく商品ロゴはプロのデザイナーに任せると安心です。
しっかりと想いを込めて、考えて作られた商品ロゴは、売上アップにもつながります。商品をより魅力的にみせ、アピールするためにはより印象に残るロゴが必要です。
ロゴ作成会社のLOGO市は10年以上続くロゴデザイン業界の老舗。ロゴの受注数は12000社以上あります。
社内基準を満たしたプロのデザイナーが、オーダーメイドでロゴにデザインを落とし込んでいきます。
デザイナーは、皆様の思いを丁寧にかたちにしていきたいと考えています。
また、デザイナーだけでなく専任のディレクターがロゴ作成を完全サポートします。
ディレクターもデザイナー同様、さまざまなロゴ作成に携わっています。経験やノウハウを共有しているので、ロゴに込める想いを汲み取ったご提案が可能です。
迅速な対応と、デザイン性の良さ、イメージ通りのロゴの出来栄えはお客様から満足の声を頂いています。
商品ロゴの作成事例を5つ紹介!
ここからは、12000社以上のロゴを手掛けたLOGO市で実際に作られたロゴを5つご紹介します。
【1】東京都 株式会社プロジェクト琉球様
日本製ドローン製品のロゴとしてご依頼いただいたこちらのロゴ。
ドローンのシルエットと日本製をイメージした日の丸を合わせて会社の理念や想いを表現しています。
シンプルなドローンのシルエットと日の丸が安心の日本製をしっかりとアピールできるロゴです。
【2】神奈川県 NaturalGift様
爽やかで清潔感のあるグリーンを基調としたこちらのロゴは、自然なものを扱うショップからのご依頼で作られたロゴです。
30代から40代をターゲットにオイルやクリームを販売。
オリジナル商品やECサイト、名刺にもロゴが使われ、他のお店との差別化が図るための大切なアイテムとなっています。
ナチュラルなものを好む方の目にしっかりととまりそうなシンプルなデザインです。
【3】大阪府 株式会社ブレイン様
災害の多い日本には欠かせない防災商品を取り扱う会社のロゴです。
家のフォルムをモチーフにロゴを作成されています。
持ち出し用のリュックを準備する人の姿と、家族で備える親しみやすさをイメージしてデザインされているこのロゴを見ると、きちんと備えることで災害から家族を守れる強い気持ちを感じることができるのではないでしょうか。
【4】福島県 Hasebe Farm様
ひと目でおいしそうなイメージを連想させるこちらのロゴ。
「美味しい農場」「食」をテーマにシンプルなロゴになっています。
シンプルだからこそ伝わるメッセージや企業の想いがありますよね。
「アスパラ」「肥沃な大地」と「太陽の暖かな日差しが差し込むイメージ」をデザインしています。
ロゴタイプにはシンプルなマークに負けない、ゴシック系が使用されています。そのため、シンプルだけど印象に残りやすいロゴの1つです。こちらのロゴは商品ラベルや看板にも使用されています。
【5】東京都 株式会社ルーチェ東京コスメティクス様
デザイン性のある上品なフォントを使い、高級感、清潔感がありながら、女性の美しさ、優しさやしなやかさがイメージできるデザインになっています。
かわいらしさと洗練されたおしゃれさが同居しているイメージを表現。
文字間にこだわり、小さくても視認性の高い構成です。
化粧品を入れるチューブに入れるロゴでの作成依頼でしたので、文字だけの構成となっています。
このように、ロゴと一言でいっても色や形はさまざまです。
どれもお客様の想いが存分につまったロゴとなっています。
ロゴを見るだけでどんな会社なのか、どんな商品なのかがわかる、ロゴを見ると好奇心が刺激されてどんな商品なのか見てみたくなるなどロゴにはさまざまな効果があります。
あなたと一緒に無言のセールスマンとして商品を売り出してくれるロゴマークは、自分たちの想いをしっかり反映しているものにしたいですね。
商品ロゴの活用方法は?
デザイン会社にロゴの作成を依頼して、満足のいく商品ロゴができあがったら、ここからは商品ロゴをどんどん活用していきましょう。
商品ロゴを活用する方法にはさまざまなものがあります。
以下は商品ロゴの活用方法の一部です。
商品パッケージ
商品のコンセプトやターゲットにあったパッケージに商品ロゴをいれることで広告としても効果的です。
説明書
商品の説明書ってどれも似たものが多いと思いませんか?
実際に説明書を使おうとするとなかなか使いたいものが見つからないという場面も多いですよね。
そんな説明書にしっかりとした商品ロゴがついていれば迷わず見つけることが出来ます。
販促チラシやポスター
商品をアピールするための販促チラシやポスターには必ず商品ロゴをいれるようにしましょう。
販促チラシはPOPなどに比べるとスペースが大きくしっかりと商品をアピールできるように見えるかもしれません。
しかし、訴求力のあるチラシでなければいくら広告費をかけても効果がでない場合もあります。
販促チラシの中でも最も売りたい商品としてアピールできているか、ターゲットが明確になっているか、しっかりと商品ロゴがお客様の目のつく位置にあるかなど確認しましょう。
商品の顔と名前をアピールする商品ロゴを販促チラシやポスターに入れておくことで、お客様へしっかりアピールできます。
事前のアピールで、実際に商品を店舗で見た時に手に取ってもらう機会を増やしていきましょう。
さまざまな使い道のある商品ロゴですが、ロゴや込めた思いや願いはデザインにも大きな力を与え、見た人の好奇心や親近感を刺激します。
そして商品のファンへとつながっていきます。
そのため、商品ロゴは思いっきり活用し、商品の売り上げアップに役立てていきましょう。
作り方のコツを押さえて効果的な商品ロゴを作りましょう!
今回は商品ロゴの作成の秘訣と活用方法について解説しました。
商品を魅力的にみせ、お客様に興味を持ってもらい売り上げを上げていくには、商品のすべてをアピールできる商品ロゴの存在はかかせません。
商品ロゴ作成が初めての方、まずは商品のコンセプトやネーミングを明確にし、商品ロゴのイメージや方向性を決め、実際のデザインは実績と信頼のあるデザイン会社に依頼するという流れで進めていきましょう。
LOGO市では、お客様の商品に込められた思いを形にするお手伝いをしています。まだまだイメージが固まっていない、何度考えてもイメージが固まらない場合でも、経験のあるデザイナーやディレクターがあなたのイメージを引き出し、理想的な商品ロゴをご提案します。
過去実績があるからこそ、たくさんのサンプルの中からイメージを伝えることも可能です。
ぜひいっしょに魅力的な商品ロゴを作っていきましょう。