
チームロゴの作り方を知りたい!作成方法を紹介!
チームロゴはチームの方向性やイメージを決定づける重要なものです。それだけに印象に残るものを作りたいと思う人も多いでしょう。今回はそんなチームロゴの種類や作り方、作成時の注意点についてご紹介します。
チームロゴの作り方の前にロゴの種類を知ろう!

ロゴには3つの種類があります。まずはどのような種類があるのか、それぞれの特徴を交えてみていきましょう。最近の傾向についてもあわせてご紹介しますので、チームロゴの作成にお役立てください。
ロゴタイプ
1つ目はロゴタイプです。
例をあげると、パナソニックといえばブルーの英文字のロゴ、キャノンといえば赤字の英文字のロゴ、ニコンといえば黒字の角張った斜体の英文字ロゴといった風にシンプルでいて、社名とイメージが浮かぶのがロゴタイプです。
想像の通り、文字で表現するシンプルなロゴです。従来は印刷用語として使用されていたもので、文字には社名やチーム名、チーム名などが使用されます。とにかく名前を覚えてもらいたいという場合に特におすすめです。
オリジナルの書体を作り出すのに似ていますが、シンプルなだけに難易度が高いのも特徴です。
シンボルマーク
2つ目はシンボルマークです。
例をあげると、リンゴマークのApple、親クロネコが子猫をくわえたイラストといえばヤマト運輸などがあります。イラストでイメージをあらわすのがシンボルマークです。
図案化されたイラストで表現されるロゴで、昔ながらの家紋も実はシンボルマークの一種です。シンボルは日本語で象徴と訳されますが、まさにそのマークや意匠によって会社やブランド、チームなどをあらわすのが特徴。視覚的なコミュニケーション活動、たとえば名刺や封筒、パンフレットといった印刷物、ウェブサイトなどに使用されます。
ロゴ
3つ目はロゴです。
例をあげるならば、NTTやベネッセコーポレーション、ペプシなどがこれにあたります。
以前はシンボルマークを利用する企業やブランドが一般的でした。最近では、シンプルにロゴタイプにする傾向も増えています。しかも英語の場合は、大文字表記の堂々としたイメージのものではなく、小文字表記で親しみやすい印象のものが目立ってきています。
ロゴは、前述した文字であらわすロゴタイプと、図案化されたイラストであらわすシンボルマークが一つになったタイプです。文字とイラストの両方で表現できるので、バリエーションも豊富であり、さまざまな媒体に利用できます。さらに使用する媒体によって、シンボル部分だけ、タイプ部分だけと使い分けができるのもメリットであり、今でも多くの企業やブランドが採用しています。
チームロゴの作り方を紹介!

では、いよいよオリジナルのチームロゴの作り方について、手順を追ってご紹介しましょう。
1.チームのコンセプトをまとめる
ロゴは、それを見ることでこんなチームなのだろうなというイメージを沸かせるものである必要があります。
そのため「どんなイメージをもってもらいたいのか」を書き出すことからスタートしましょう。名詞でも形容詞でも構いませんので、まず言葉を書き出します。さらに書き出した言葉から連想する言葉を広げて書き出します。そこからこれという軸になるイメージを固めていきましょう。
イメージとなる言葉を出す際に、○○といえばという連想ゲーム的に言葉を出す方法もあります。たとえばサッカーであれば、青春、汗、試合、応援歌など、どんどん連想する言葉を広げて行き、そこからイメージを膨らませるとおもしろいものができやすくなります。
このときに、ターゲットとなる年齢層や男性、女性などがあれば、絞っておくと、より明確にロゴが作りやすくなります。
2.コンセプトをもとにロゴのイメージを考える
次に、決めたチームロゴのコンセプトをもとに、それを表すにはどんなイメージのロゴが良いか考えましょう。
かっこいい・かわいい・元気・ポップ・スタイリッシュなどなど、イメージを表現することばは沢山あります。また、一口に「スタイリッシュ」と言っても、さまざまです。シンプルでスタイリッシュな場合もあれば、シュッとした鋭さでスタイリッシュさを感じる場合もあります。コンセプトに合った自分の求めるロゴのイメージは、可能な限り具体的にしておきましょう。
◆ロゴの実例を見ながらイメージを考えるのもおすすめです
イメージをことばだけで表現するのは難しいと思います。そんなときはロゴの実例を見ながらチームのコンセプトに合ったロゴのイメージを決めていきましょう。また、希望するロゴのイメージに近い実例があれば、チームロゴをデザイナーに依頼するときにも役立ちます。ことばだけより確実に希望のイメージが伝わるからです。
LOGO市でロゴデザイン実績を見る
3.ロゴ作成の専門業者に依頼する
チームロゴのコンセプトとイメージが決まったら、ロゴ作成の専門業者に依頼しましょう。プロに依頼すると、チームを立ち上げたときの想いや目標、どんな特徴のチームなのか、といった点も汲み取ったロゴを提案してもらえます。
また、自分で作るだけでは得られない、第三者、しかもプロの目線が入ることで、より納得のいくチームロゴが作れるでしょう。
完成したチームロゴを活用しよう!
ロゴが完成したら、早速活用していきましょう。なお、スムーズにチームを展開していくためには、ロゴを作成する段階で、どんなものにロゴを使うかまで書き出しておくと理想的です。
チームロゴの活用用途例
- ウェブサイト、SNS
- 名刺やカード
- チラシ、パンフレット
- ユニフォーム
- キャップ
- バック
- Tシャツ etc.
チームのためにロゴを使う場面はたくさん出てきます。ロゴは完成してからがスタートなので、完成後のことも見据えてチームロゴを作れるとベターです。また、そうすることで、ロゴが完成したらすぐに活用することができます。
チームロゴ活用のための注意点
例えば、「かっこいいチームロゴ」にしたい場合、かっこよさを求めすぎてデザインが複雑になってしまうケースがあります。さまざまなものに使うチームロゴですので、複雑すぎるロゴはあんまりおすすめできません。ロゴを使うのがウェブサイトや紙に印刷するだけであれば良いですが、作りたいグッズによっては、単色でしか印刷することができない場合があるからです。その際、1色でロゴを表せない(=カラーじゃないと何の形か分からない)と、ロゴを活用できる用途が狭まってしまいます。
ロゴ作成を依頼するとき、どんなものにロゴを使っていくのかも含めて伝えておくと良いでしょう。
LOGO市ではロゴ完成後の活用もサポート
LOGO市では、チームロゴが完成した後の活用もサポートしています。完成したチームロゴを使ったウェブサイトや名刺、チラシ、パンフレットなどをそのままご依頼いただくことが可能です。チームを運営していくにあたり、必要なものの発注先はなるべくまとめたいもの。チームロゴの作成から完成後の活用まで、ぜひLOGO市にお任せください。
チームロゴの作成事例を紹介!
では最後に、LOGO市で作成したチームロゴの事例を5つピックアップしてご紹介します。
●日本体育大学カヌー部様のロゴ
「CANOE」の「O」の中にカヌーを漕ぐイメージを入れて、チームの活動内容を表したロゴデザイン。Tシャツなどにも使いやすいシンプルな構成になっています。
●八王子キッズバドラー様のロゴ
バドミントンのシャトルをモチーフにしたロゴデザイン。強いチームであることを印象づけるため、黒で引き締まった配色にしています。
●延岡工業高等学校ホッケー部様のロゴ
イニシャルの「N」、人、そしてホッケーで使用するスティックで構成したロゴデザイン。このままエンブレムとしても活用できる構成です。
●ミラクル卓球クラブ様のロゴ
卓球のラケットとピンポン球をモチーフに作成したロゴデザイン。卓球クラブであることが初見で伝わります。看板にしてもインパクトのあるデザインです。
●松本第一高校野球部様のロゴ
「松本」の「M」、「第一」の「1」でデザインしたロゴマーク。流れるようなフォルムでスピード感を表現しています。単色なので、ユニフォームや帽子に刺繍する際にも活用しやすいデザインです。
しっかり準備をして理想のチームロゴを作りましょう!
以上、チームロゴの作り方について紹介いたしました。チームロゴはチームの方向性やイメージを決定づける重要なものです。印象に残り、チームの仲間や関係する人たちに愛されるロゴにするために、コンセプトを決めてロゴ作成会社に依頼するようにしましょう。
しっかりとしたコンセプトがあり、想いの詰まったチームロゴがあれば、仲間の団結力も強くなるはずです。