病院・クリニックのロゴ作成|デザインのポイントと事例を紹介
街中を見渡してみると、看板や広告など、あらゆる場所に企業や店舗のロゴが使用されています。 ロゴは、企業や店舗をたくさんの人に認知してもらい、「企業や店舗の顔」としてイメージを形成するという重要な役割があります。これは、企業だけではなく病院やクリニックにも当てはまることです。
病院やクリニックがロゴを使用することで、患者に『安心感』や『信頼感』を与えることができます。
今回は、病院やクリニックで使用するロゴの必要性やデザインのポイントについて解説します。「LOGO市」での病院・クリニックのロゴ作成事例もご紹介しますので、ぜひご覧ください。
目次
病院・クリニックにロゴは必要?
「商品を売るわけでもないのに、病院やクリニックにもロゴが必要なの?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、病院やクリニックにもロゴは必要であるといえます。
なぜなら、ロゴによって患者に『安心感』と『信頼感』を与え、ほかの病院やクリニックと差別化を図ることができるからです。
最近では、医療の多様化や医療機関の増加により、多くの病院が企業や店舗と同じように差別化を図る必要があります。
病院の特色を出して生き残るためにも、ロゴによるマーケティングやブランディングがとても重要です。
ロゴで自院のブランディングや他院との差別化を図る
ロゴを使用することで、自院のブランディングや他院との差別化を図ることができます。
ブランディングとは、価値のある病院・クリニックとして地位を形作るために行う活動のことです。
現在では、多くの病院やクリニックが自院のロゴを作成しています。
一体なぜ、ロゴを作成する病院やクリニックが増えているのでしょうか。実は、ロゴを使用することで自院の存在をアピールできるのです。
ロゴのような絵や画像は、文字と比べて記憶に残りやすいという特徴があります。
そのため、文字だけで医院名を覚えてもらうよりも、ロゴがある方が患者にも覚えてもらいやすいのです。もちろん、患者が意識してロゴを見ることはほとんどないといえますが、無意識にロゴを認識することでいつの間にかデザインを覚えているものです。
たとえば「赤十字病院のロゴ」と聞くと、真っ先に赤い十字のロゴが思い浮かぶのではないでしょうか。
こうした視覚効果で自院の認知度を上げ、患者が受診に訪れる機会を増やす効果が期待できます。
このように、ロゴは病院・クリニックのブランディングツールとして需要が高まっています。そして、ロゴによって自院に独自性を持たせて、他院との差別化を図る効果も期待できるのです。
病院・クリニックのロゴデザインの傾向
病院やクリニックのロゴデザインは、一体どのような傾向があるのでしょうか。
業種ごとにマッチするロゴデザインは異なるので、病院やクリニックには医療関係に合ったロゴを作りたいですね。
ここからは、病院・クリニックのロゴデザインの傾向について詳しく解説します。
安心感や優しい印象を与える色使いが多い
病院やクリニックのロゴデザインの傾向として、青色やピンク色、パステルカラーなどの淡い色が使われていることが多いです。
青色は清潔感を表し、ピンク色やパステルカラーは優しさや愛情、穏やかさといったポジティブなイメージを抱かせることができます。
たとえば、産婦人科であれば愛情や優しさを感じさせるピンク色を用いたロゴデザインが多く好まれます。
このように、病院やクリニックのロゴには、患者にポジティブな感情を抱いてもらうために色使いが工夫されています。
安心感を与えるデザイン
病院やクリニックでは、診察に訪れる患者の不安を少しでも払拭できるように、ロゴを見ることで患者が安心できるデザインを希望される場合が多いです。
病院を訪れるのは体調不良や症状で不安を抱えている方が多いため、少しでも安心してもらいたい、という願いが込められています。
ロゴ作成会社の「LOGO市」では病院やクリニックのロゴ作成事例が豊富ですが、ご依頼をいただく際は『安心感』『信頼感』『つながり』『サポート』といったイメージキーワードをお伝えいただくことも多いです。
そのため、病院やクリニックのロゴは「人と人が手をつないでいる」「ハートマーク」「花」など、見るだけでホッと安心できるデザインが好まれる傾向にあります。
診療科目や地域にちなんだデザイン
それぞれの医療機関の診療科目や、開院している地域にちなんだものを使用したデザインも好評です。
たとえば、歯科医院であれば「歯」を連想できるもの、動物病院であれば「診療対象の動物」といった「一目で何の病院かわかりやすい」デザインがおすすめです。
ほかにも、開院している地域にちなんだものを取り入れるケースも。
たとえば、地域の特産品をデザインに取り入れると、地元の人たちから親しみを持ってもらうことができるでしょう。
病院やクリニックのロゴは、それぞれがオリジナリティを出しつつ、親しみや安心感が得られるロゴデザインが最適といえます。
病院・クリニックのロゴ作成事例を紹介!
ここからは、実際に病院やクリニックで使用されているロゴを見ていきましょう。「LOGO市」が作成したロゴ作成事例をご紹介します。
たくさんのロゴ作成事例を見て、自院のロゴデザインの参考にしてみてください。
動物病院のロゴ作成事例
1.くろかわ動物病院様
くろかわ動物病院様のロゴは、繋がり・成長・先進性・上品なイメージでデザインしました。イニシャルの「K」と動物(犬猫)をモチーフに、お客様の大切な家族であるペットの健康と成長をしっかりとサポートしている様子を表現しています。
2.むつみ動物病院様
犬と猫のシルエットをメインに、植物モチーフを飾りおしゃれな印象を与えるデザインに仕上げました。ピンとしたしっぽで、動物の元気な様子を表現しています。むつみ動物病院様のロゴは、光沢感をたっぷり取り入れた高級感のあるロゴとなっています。
3.竜どうぶつ病院様
竜どうぶつ病院様のロゴは、医院名からウロボロス(永続性や循環性などの象徴)を、動物病院というところから犬と猫をモチーフに使用しました。親しみやすさがありつつも可愛いすぎることもなく、落ち着いた印象も与えられるロゴに仕上がりました。
歯科医院のロゴ作成事例
1.なかむら矯正歯科様
なかむら矯正歯科様のロゴは、歯の形状をベースに、ドクター・歯科衛生士・患者様がつながっているイメージでデザインしました。クールな雰囲気ながら、安心感・信頼感・清潔感(歯の輝き)などが感じられるデザインに仕上がっています。
2.ここあ歯科様
ここあ歯科様のロゴは、カタカナの「ココア」をモチーフに、カップに入ったココアをイメージしてデザインしました。暖かみのある雰囲気に仕上がっています。
3.みのり歯科様
みのり歯科様のロゴは、ナチュラルで清潔感のある葉の集合体でロゴを作成しました。また、ワンポイントに頭文字の「M」をモチーフとした歯のフォルムをデザインしています。
4.鈴木歯科医院様
鈴木歯科医院様のロゴは、ヨーロピアンクラシックを意識したアールデコ調でデザインしました。正円を軸にツルを散りばめ、アールデコのエムブレム風で正当・エレガント・ゴージャスなイメージを強く押し出したデザインです。
内科クリニック・診療所のロゴ作成事例
1.あそだ内科クリニック様
あそだ内科クリニック様は心臓系の診療を得意とされていることから、ハートイメージで作成しました。また、イニシャルの「A」をモチーフに、全体的にはシンプルにまとめました。清潔感があり繊細なイメージで、優しさやあたたかみも感じられるデザインに仕上げました。
2.大場内科クリニック様
大場内科クリニック様のロゴは、子供やお年寄りの患者様にも親しみやすいよう、樹木をモチーフにしました。また、病院のイメージである「+」をお花で表現しました。柔らかく優しいタッチで安心感を表現しています。
3.やくしま森の診療所様
やくしま森の診療所様のロゴは、木や森などをイメージしたロゴです。木の実を暖色にして、あたたかみのある印象にしています。そして、シンプルで親しみやすく優しいイメージのロゴを意識しました。
LOGO市ではさまざまな病院・クリニックのロゴ作成が可能です!
「LOGO市」では、眼科や心療内科・医療法人など、診療科目や法人・個人を問わずさまざまなロゴの作成に対応しております!豊富なロゴ作成実績がございますので、ぜひお気軽にご相談ください。
そして、現在LOGO市のロゴ作成実績ページでは、これまでに作成した病院やクリニックのロゴを多数公開中です。
その掲載数は、病院やクリニックのロゴだけでも270件以上!どのロゴにおいても、清潔感や優しさ、あたたかみを感じていただけると思います。
さまざまな病院やクリニックのロゴを見て、イメージをたくさん膨らませていきましょう。
病院・クリニックのロゴ作成方法
病院やクリニックのロゴは、以下の3つのポイントを踏まえて作成しましょう。
・どんなデザインや色がいいか、ロゴのイメージを決める
・病院やクリニックのロゴ作成事例が豊富なプロに依頼する
この3つのポイントについて、詳しく解説します。
病院やクリニックの特徴などロゴのコンセプトになるものをまとめる
ロゴを作成する前に、まずはロゴのコンセプトをある程度まとめておきましょう。
なぜなら、ロゴは「病院やクリニックの顔」であり、第一印象を決めるものになるからです。
そのため、ロゴには自院の理念や特徴のほか、「ロゴを見た人にどんな印象を持ってもらいたいか」をコンセプトとしてまとめておきます。
コンセプトをまとめておくことで、ロゴデザイン会社に作成を依頼する際に具体的な要望を提出することが可能です。さらに、打ち合わせもスムーズに進むでしょう。
どんなデザインや色がいいかロゴのイメージを決める
ロゴのデザインや色は、具体的にイメージを決めておくことをおすすめします。
希望のデザインのイメージを具体的にロゴデザイン会社に伝えられることで、より理想のロゴを提案してもらうことができるからです。
ロゴのイメージは、以下のポイントを踏まえて検討してみましょう。
・ロゴの色
・ロゴのフォント
特にロゴの色が患者に与える印象は強く、優しさを感じさせたいのか、頼もしいイメージを与えたいのかによって使用する色も異なります。
自院の理念や治療方針などと照らし合わせて、より具体的なイメージを浮かべてみましょう。
病院やクリニックのロゴ作成事例が豊富なプロに依頼する
ロゴの作成は、病院やクリニックのロゴ作成事例が豊富なロゴデザイン会社などのプロに依頼することを強くおすすめします。
なぜなら、実績が豊富なプロはさまざまなロゴ作成事例を経験しているため、依頼者の理想を実現させたロゴの提案やロゴの効果的な使い方や著作権などのロゴに関する知識にも精通しているからです。
特に、これまでの実績を公開しているプロには、依頼する側も安心感を持ってロゴ作成をお任せできるでしょう。
そして、経験豊富なプロは依頼者から理想のデザインやコンセプトとなるものを引き出すことに長けているので、なかなか理想がまとまらない場合も相談しながら打ち合わせを進めることが可能です。
このような理由から、プロに依頼することで安心して自院の業務に専念できるでしょう。
ロゴが完成したらどんどん使っていきましょう
自院のロゴが完成したら、どんどん活用していきましょう。ロゴは、たくさんの人に認識してもらうことで初めて効果を発揮します。
自然とロゴを目にする機会が増えるように、あらゆる場面に取り入れていきましょう。
病院・クリニックのロゴの利用用途
病院やクリニックのロゴは、主に以下の用途に利用できます。
・診察券
・Webサイト
・チラシ
・ユニフォーム
・パンフレット
・名刺
・封筒
特に看板や診察券、チラシは自然と患者の目に入る機会が多いので、より自院のロゴの存在を印象付けることができるでしょう。
また、開業や医院のリフォームをきっかけにロゴを作る場合は、そのロゴに合わせて院内の内装をデザインすることも。
病院やクリニックのロゴは安心感を与えるデザインが多いので、幅広く有効活用していきたいですね。
魅力的なロゴを作成して愛される医院をめざしましょう!
病院やクリニックでロゴを作成する際のポイントやロゴの必要性、実際のロゴの作成事例などを幅広くご紹介しました。
ロゴがある病院とロゴがない病院では、患者に与える印象が異なるといってもいいほど、視覚的にロゴが与える影響は大きいといえます。医院の看板や診察券など、幅広くロゴを利用して自院の認知度をどんどん上げていきましょう。
ロゴを作成することで、患者に安心感や優しさを与えるだけではなく、自院にとっても愛着がわき大切に思えてくるものです。
自院の良さや特色、理念などの想いを持たせて、独自性が高く患者が安心感と信頼感を得られるロゴを作りましょう。
「病院やクリニックの顔」になるロゴは、ロゴデザイン会社に作成を依頼することをおすすめします!
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