会社ロゴを作りたい!会社ロゴの作成方法とポイントを解説

会社を設立するにあたって考えなければいけないのが、社名ロゴ。社名についてはこだわりを持って決めたものの、ロゴについては「どういうものにすれば良いのか分からない」という声もしばしば聞かれます。

ロゴは会社のトレードマークとなるものですから、ぜひともじっくりと考えて決めたいものです。ここでは、会社ロゴを作成することの意味、会社ロゴの作成方法・ポイントを解説します。

自社だけの魅力的な会社ロゴを作り、多くの人に認知してもらいましょう。

目次

  1. 会社ロゴを作成する意味
  2. 会社ロゴを作成するときのポイント
  3. 会社ロゴの作り方
  4. 会社ロゴの考え方
  5. 理念や想いのこもった会社ロゴを作成しましょう!

会社ロゴを作成する意味

会社ロゴを作りたい!会社設立時に考えるべきポイント

会社設立で必要となるロゴ。漠然と作成した方が良さそう…ということは分かっていても、会社ロゴを作る意味については「よく分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ロゴは会社の顔ともいえるものなので、何でもいいというようなものではありません。こだわって作る必要があります。

まずは会社ロゴを作成することの意味について、理解しましょう。

会社ロゴを作成する意味は、大きく分けて「社外に対する意味」「社内に対する意味」の2つがあります。ここからは、それぞれの意味について詳しく見ていきましょう。

〈会社ロゴを作る意味1〉社外に対して

会社ロゴを作ることは、社外へ向けて重要な意味を持ちます。まず、会社ロゴを作成することで、お客様に会社名を知ってもらいやすくなるのです。

◆ロゴは視覚的に多くのことを伝えることができる

ロゴは視覚情報として多くのことを見る人に訴えかけます。
名刺も看板も、適当な文字で社名が入っているだけのものより、デザインとして考えられ、その会社を象徴するようなロゴ・社名が入っている方が印象に残りますし、自然と会社の信頼感アップにも繋がります。

街にある看板を思い浮かべてみてください。
ロゴが入っていてきちんと作られた看板の方が、会社の規模や土台がしっかりしていて信頼できる印象を受けませんか?また、ロゴがある商品と簡素な文字だけの商品では、ロゴがある商品の方が安心感を抱くことができるでしょう。

このように、消費者の多くが視覚情報で商品を手にするといわれています。
会社の認知度を上げていくためにも、視覚的に訴えることのできるロゴは会社にとって欠かせない重要なツールなのです。

◆会社の認知度向上に役立つ

会社ロゴを作っただけでは社外に対する意味を十分に成しません。
作成したロゴを名刺やウェブサイト、商品パッケージ、チラシ、看板など、さまざまな場面で活用して見せる場を多く設けることで、会社ロゴを作る意味が出てきます。

まずはロゴを見てもらい、「どのような事業をしているのか」「どんな商品やサービスを提供しているのか」「どんな理念の会社なのか」ということを認知してもらいましょう。

ゆくゆくは「この会社だから任せられる」といった安心感をロゴと一緒に育てていくためにも、スタートである会社設立時にロゴを作るのが良いでしょう。

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〈会社ロゴを作る意味2〉社内に対して

会社ロゴを作成することは、社外だけではなく、社内においても重要な意味を持ちます。

◆社員の帰属意識・モチベーションが上がる

会社ロゴがあると、社員一人ひとりの帰属意識とモチベーションをアップさせることが可能です。

例として、スポーツ競技をする際に掲げられる旗などがあげられます。
国対抗の競技なら国旗が、学校対抗の競技なら校旗が掲げられますが、それは選手や観客の帰属意識やモチベーションのアップに一役買っています。

会社で例えると、社章も同じ役割を果たしています。
ロゴが入った社章を身に着けて営業に行くことで、より一層自社への想いや帰属意識が強くなるのです。

また、多くの会社ロゴには何かしらの意味(コンセプト)があります。

企業理念や会社設立時の想いなど、自社にとって大切な意味がロゴには込められているものです。
逆にいえば、会社設立時にしっかりとロゴ作成と向き合うことで、今後の会社の方針や理念を改めて意識することができます。

そうして作られた会社ロゴは、会社の規模が大きくなっていっても、社員たちの向く方向を揃えて、意識の統一を図るという点でも重要な意味を持つのです。

◆ロゴを通してビジュアル面での統一を図ることができる

会社ロゴを作成することで、会社としてのビジュアル面での統一感が明確になります。

会社を設立する際には、看板や事務所の内外装、ウェブサイト、封筒、パンフレット、名刺などについて考えなければなりません。
そこでロゴがあれば、それぞれをどのようなデザインにするべきか判断しやすくなり、ビジュアルを統一することができます。さらに、デザイナーへの依頼もスムーズになるため効率的に作業を進めることができるのです。

ロゴを通してビジュアル面での統一を図ることができる

なぜ会社設立時にロゴを作成するのか

会社ロゴはいつ作成しても良いものですが、やはり会社の設立時に作成されることが多いです。

なぜなら、ロゴは多くの人に見てもらって認知されることで効果を発揮できるため、なるべく早い段階から人々の記憶に残るよう、ロゴを作成して活用していく企業が多いためです。

また、会社ロゴは競合他社との差別化を図るためのブランディングツールでもあります。

会社設立時にロゴを作成することで、早い段階から自社のイメージを確立できます。ある程度認知されてから作るのではなく初めからロゴを用意することで、設立時から会社の認知度向上に貢献していくのです。

そして、企業理念・経営理念・将来のビジョンなど、さまざまな意味を込めて作成したロゴは、「会社の顔」としてたくさんの人に自社の存在をアピールしてくれます。

会社ロゴを作成するときのポイント

会社ロゴを作成するときのポイント

社内・社外の双方において重要な意味を持つロゴ。次は、会社ロゴを作成するとき、最低限抑えておきたい大切なポイントを2つ紹介します。

会社ロゴを作成する際のポイント2つ
・ターゲットに刺さるデザインにする
・親しみやすいデザインにする

存在感のある、魅力的なロゴを作成することができれば、ロゴは見る人の記憶に残るものです。
しかし、インパクトに欠ける魅力に映らないロゴであれば、何の会社であるか認識してもらうのは難しいでしょうし、覚えてもらうのも簡単ではないでしょう。

このような事態を避けるためにも、「ターゲットに刺さるかどうか」「親しみやすいかどうか」という2つのポイントを意識する必要があります。
会社ロゴを作る際には特にこの2つを意識することで、ロゴを見る人の心を動かせるような、魅力あふれるロゴが作成できます。

それでは、この2つのポイントについて詳しく見ていきましょう。

〈ロゴ作成のポイント1〉ターゲットに刺さるデザインにする

ロゴを作成する大きな目的は、「会社名を知ってもらうこと」そして「どのような商品やサービスを提供する会社なのか」を認知してもらうことです。

ですから、会社ロゴを作成する際には、企業イメージをどうアピールすることができるかを考えておかないといけません。

そのためにはっきりさせておくべきなのが、「事業内容や商品、サービスの強み、競合他社との違い、誰を対象にしている商品やサービスなのか」といった点です。
こうした点がはっきりしていると、ターゲットに刺さる存在感のあるロゴを作成することができます。

たとえば、女性向けの商品を扱うのに、無骨で荒々しいロゴだったらどうでしょうか。
どんなに中身が良くても、なかなか手に取ってもらえないかもしれません。女性が手に取りやすいように、丸いフォルムにしたり、ピンクや淡いブルーなどの女性に好まれやすいカラーを使用したりするなどの工夫が必要です。

ロゴに存在感が出てくると、ブランドとして価値が生まれてきます。そして、ロゴそのものが企業イメージを象徴する存在になり、そのロゴが刻まれた商品が価値を持ちます。

ここで、「スターバックス」を例に考えてみましょう。
多くの人が「スターバックスのロゴ」と聞くだけで、人魚が描かれた緑色のロゴが思い浮かぶのではないでしょうか。そして街中でスターバックスのロゴを見かければ、「あそこで美味しいコーヒーを飲むことができる」と頭の中の回路がつながります。

存在感のあるロゴを作成することができると、消費者に行動を促すこともできるので、ロゴは会社のブランディングにおいて非常に重要な役割を担っています。
そのため、ブランディングの第一歩として「ターゲットに刺さるデザインかどうか」ということを意識したロゴを作りましょう。

〈ロゴ作成のポイント2〉親しみやすいデザインにする

ロゴに存在感がなければ見る人の記憶に残りませんが、ただ存在感があればいいというわけではないということも覚えておきましょう。

存在感がありつつも親しみやすいロゴを作成することを目指すべきです。

会社ロゴは、会社の看板やウェブサイト・封筒・パンフレット・名刺など、さまざまな場面で使用されます。そのため、あらゆるアイテムに使っても馴染みやすいロゴを作ることを意識しましょう。

そうすることで自然の会社ロゴの露出を増やすことができます。そして、ロゴと共に会社の認知度があがっていけば「あっ、あの会社の商品だ」という安心感が消費者に生まれ、親しまれていくのです。

ここで、「トイザらス」を例に考えてみましょう。
「トイザらス」のロゴはカラフルでポップなフォントを使用し、Rの上部分に☆マークを入れることで親しみやすさを出しています。そして、「Toys“R”Us」のRの字を左右逆にすることで、存在感のあるロゴとなっています。

このように存在感と親しみやすさを上手に両立させることによって、商品や会社に対する安心感を与えるだけではなく、記憶に残るデザインにすることもできるのです。

会社ロゴの作り方

会社ロゴの作り方

では、いよいよ会社ロゴの作り方を紹介します。一般的に、会社のロゴを作成する方法としては、以下の3つが考えられます。

  1. プロに依頼する
  2. クラウドソージングを活用する
  3. 自分で作成する

会社ロゴは自分で作ることもできますが、多くの会社ではプロにロゴ作成を依頼しています。

なぜなら、ロゴを知り尽くしたプロに相談しながら方向性が決められるほか、プロに依頼することできめ細やかな対応を受けることができるからです。

ここからは、「プロに依頼する」というロゴの作成方法について詳しく紹介します。

ロゴ制作会社がおすすめ

デザインのプロといってもさまざまです。
たとえば、パンフレットのデザインが作れるからといって、ロゴも作れるとは限りません。

ロゴをプロに依頼するのであれば、ロゴデザインを専門にしている制作会社がおすすめです。

そして、依頼にあたり、事業内容やサービス内容、会社の方針など、ロゴのコンセプトに成り得る情報をまとめておくと良いでしょう。
参考記事:ロゴ作成の依頼前に準備しておくと良い7つのこと

会社ロゴの作成をプロに依頼するメリット

ロゴ制作会社のようなプロに会社ロゴを依頼すると、以下のようなメリットがあります。

◆デザインの知識や技術面で安心して任せることができる

ロゴを自分で作成するのは、デザインの知識や技術がないと難しいのが実情です。

なぜなら、どのような商品やサービスを提供する会社なのかをロゴで表現する必要があるので、ただロゴを作ればいいというわけではないからです。

最近ではアプリなどを活用してロゴ作る方もいますが、作ったロゴのデータ形式まで意識していないケースが大半だといえます。
たとえば、看板や封筒、パンフレット、名刺などにロゴを印刷するためには、印刷会社が要求するデータ形式でロゴを作成することが条件になります。せっかくロゴを作っても、データ形式の問題で使える用途が狭いと上手に活用できません。

そして、デザインの知識が無いところからロゴを作るための知識や必要なソフト、データ形式まで自分で調べて完璧に揃えるのは大変な時間を費やすでしょう。
また、自作できても効果的なロゴデザインにできなければ、ロゴは十分な効果を発揮できません。

そのため「餅は餅屋」だと考えてプロに依頼し、自分は会社設立の準備を進めていく、という方が現実的だと判断する人が多いのです。

◆客観的に魅力あるロゴを作成できる

ロゴを自作すると、そのロゴに対する愛着が生まれ、自分の中では良いロゴができたと思えるかもしれません。しかし、そのロゴが社内外の人が見て魅力的なものとなっているかというと、必ずしもそうとは限らないのが実情です。

自作すると客観的に良いロゴであるかを判断しづらいですが、プロであれば第三者の視点からより魅力的なロゴ作成が可能です。

また、プロに依頼すると、「会社を設立した際の想いや理念」「どのような商品やサービスを提供する会社なのか」といった点をくみ取ったロゴを提案してもらえます。

自分が作りたいロゴのイメージにプロの目線が入ることで、より良いロゴになるのです。

◆ロゴのイメージ・活用用途を相談できる

仮に「どんなロゴのイメージが良いか分からない」という場合も、プロに相談することで、だんだんと作るべきロゴの方向性が見えてきます。

自社の想いや理念を「ロゴ」というデザインとしてしっかり具現化してもらえるのがプロに依頼する大きなメリットの一つです。

さらに、専門知識や制作実績が豊富なロゴ制作会社に依頼する場合は、より高品質なロゴの提案が期待できます。
それだけではなく、ロゴの完成後にそのまま名刺やウェブサイトなど、会社に合わせて必要なものを作成してもらうことも可能です。

ロゴは完成したら終了ではなく、使っていくことによって自社にさまざまな利益をもたらしてくれるものです。
だからこそ、ロゴを使って「どのように会社をアピールしていくか」までを含めて、良いロゴを提案してもらえる制作会社を選びましょう。

会社ロゴの考え方

会社ロゴを作るのなら、ターゲットに刺さり親しみやすいのはもちろんのこと、会社の理念や想いを反映させたデザインにしたいですよね。

こうした理想のデザインを実現するためには、「色」「カタチ」「モチーフ」の3つの要素を有効的に活用する必要があります。これらの要素でロゴの印象は大きく変わるので、より魅力的なロゴになるように適切に活用しましょう。

会社のロゴ作成を考えるにあたり参考にしていただきたい「色」「カタチ」「モチーフ」に関する情報は下記記事でご紹介しています。ぜひロゴ依頼時の参考にしてください。
参考記事:会社ロゴの考え方|理想のデザインを実現するための3要素

また、ロゴを依頼する前に、たくさんの会社ロゴ実例を見ることもおすすめです。ロゴの実例を見ることでイメージが膨らみやすくなります。
参考記事:会社ロゴの作成事例を紹介!

理念や想いのこもった会社ロゴを作成しましょう!

会社ロゴを作るにあたり、ロゴを作成することの意味やポイント・作成方法をご紹介しました。

会社ロゴを作成することは、社内にとっても社外にとっても大きな意味があります。親しみやすく、かつ存在感のあるロゴを作成することができれば、それは会社にとって大きなプラスとなるでしょう。

そして、会社ロゴは多くの人に見てもらうことで自社のイメージを確立し、他社との差別化を図るブランディングツールとして真の効果を発揮します。
そのため、なるべく早い段階からロゴを記憶してもらうためにも、会社設立時にロゴを作成すると良いでしょう。

会社の信頼度アップや社外への認知に役立つ会社ロゴを作成し、ロゴを活用して会社や商品をアピールをしていくためには、ロゴ作成のプロに任せるのがおすすめです。

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