ロゴ作成で知っておきたい!ロゴマークとロゴタイプの違い

起業にともなって必要となるロゴ。“ロゴ”で調べると、ロゴマークとロゴタイプとがあることに気づくことでしょう。ロゴマークについてはよく聞くものの、「ロゴタイプとは何?」という方も少なくないのではないでしょうか?

ここでは、ロゴタイプとロゴマークとの違いについて解説します。その上で、ロゴタイプが必要な理由や、ロゴタイプの作り方についてもお話していきます。

目次

  1. ロゴタイプとは?ロゴマークとの違いとは
  2. ロゴタイプが必要な理由
  3. ロゴタイプのデザイン・作り方
  4. まとめ

ロゴタイプとは?ロゴマークとの違いとは

ロゴタイプとは?ロゴマークとの違いとは

 

 

ロゴタイプとロゴマーク、どちらも同じ“ロゴ”ですが、違いは何なのでしょうか?両者の違いについて、まずは理解しましょう。

 

ロゴマーク

ロゴマークとは、企業やブランドのイメージを図案化したものです。いわゆるシンボルマークのことで、そのマークを目にしただけで、誰もがそれがどの企業やブランドのマークなのかを判断することができます。

 

例えば、アップル社のリンゴのマーク、エネルギー企業「SHELL(シェル)」の貝殻のマーク、ヤマト運輸のクロネコのマークなどがそうです。

 

ロゴマークは、シンボルマークだけのこともありますし、ロゴタイプが合わさったものもあります。例えば、TOYOTAやANA、NTTといった企業は、ロゴタイプとシンボルマークとを組み合わせたロゴマークですよね。

 

ロゴマークのメリットとしては、文字だけよりも見る人の印象に残りやすいという点が挙げられます。そのため、企業やブランドのコンセプトを強くアピールすることができるのです。また、ロゴマークがあることで、会社の規模が大きくて信用できるというイメージを与えることもできます。

 

ロゴタイプ

ロゴタイプとは、社名や商品名などの文字を図案化したものです。この用語は、イギリスの活字鋳造所で2字以上の文字や単語(ロゴ)を、1本の活字(タイプ)に鋳造したことが由来となっています。

 

例えば、グーグル社の「Google」のロゴ、コカ・コーラ社の「Coca Cola」のロゴ、ソニー社の「SONY」のロゴなどはロゴタイプです。

 

ロゴタイプのメリットとしては、文字をベースにデザインしているために社名や商品名を文字として読めるという点が挙げられます。そのため、社名や商品名を覚えてもらいやすいのが特徴です。

 

とくにグローバルに展開する大企業の多くは、積極的にロゴタイプを採用しています。そうすることで、自国以外の人にも会社や商品を認知してもらうことができているのです。

ロゴタイプが必要な理由

ロゴタイプが必要な理由

ロゴタイプとは何なのか、ロゴマークとの違いは何なのかが分かったところで、ロゴマークの必要性についてしっかりと抑えておきましょう。

 

なぜロゴタイプが必要なのかを理解していると、納得のいくロゴを作ることができるからです。ロゴタイプが必要な2つの主な理由をみていきましょう。

名前を覚えてもらいたい

社名や商品名など覚えてもらいたいなら、ロゴタイプが必要になります。ロゴタイプは文字がメインではあるものの、デザイン性もあるため、名前が記憶に残りやすいという特徴があるからです。

アップル社のような知名度のある企業であれば、ロゴマークを見ただけでも企業名がすぐに思い浮かびます。しかし、起業したばかりの会社の場合、当然ながらロゴマークだけでは会社名を覚えてもらうことはできません。

ですから、ロゴタイプとロゴマークのどちらが重要かでいえば、ロゴタイプのほうが重要度は高いといえるでしょう。ロゴマークを作るのであれば、そのマークとシンクロするロゴタイプも一緒に作るのがおすすめです。そうすることによって、会社名も一緒に覚えてもらうことができます。

マーケティングに

マーケティングを考えている場合も、ロゴタイプは必要といえます。ブランド名をロゴタイプで作成すれば、誰もが簡単に覚えることができるからです。

食品でいえば、「日清食品の焼きそばUFO」や「グリコのポッキー」「明治のきのこの山」などもロゴタイプに入ります。いずれも、ひとつのブランドとして誰もが認識していることを考えると、ロゴタイプを使うことが知名度の高さにつながったといえるでしょう。

では、ロゴマークは不要なのかというと、そうともいえません。ロゴマークにはロゴマークの良さがあるので、ロゴマークとロゴタイプ、それぞれの特徴を活かして使い分けるのがおすすめです。

人で例えると、ロゴマークは人の顔のような役割をするのに対し、ロゴタイプは名前のような役割をします。どちらを覚えてほしいかで、ロゴタイプだけにするか、ロゴマークも付けるかを判断するといいでしょう。

ロゴマークとロゴタイプ、2つをうまく使い分けて上手にイメージ戦略をしている企業も多くあります。

例えば、TOYOTAのような自動車メーカーの場合は、一目見ただけで誰もが区別できるロゴマークを中心に使用しています。しかし、店舗や営業所にはロゴタイプだけ(もしくは、ロゴマークとロゴタイプの両方)を使用することで、企業名を印象づけるように工夫しています。

ロゴタイプだけを使うか、ロゴマークとロゴタイプの両方を使うかでお悩みなら、このような使い方もあるという点を考えてみてください。

ロゴタイプのデザイン・作り方

ロゴタイプのデザイン・作り方

ロゴタイプを作成したいものの、どのようなデザインを作ればいいのか分からないという方もいるのではないでしょうか。

しっかりとアピールできるロゴとなるためには、ロゴタイプのデザインにはこだわりましょう。

さまざまな書体からイメージに合わせて作成

ロゴタイプを作成する方法としては、以下の3つの方法があります。

①既存のフォントを使う

②既存のフォントにアレンジを加える

③手描きでオリジナルの文字を作る

既存のフォントでも手書き風・丸文字・明朝体・ゴシック体などの書体があるので、イメージに合わせてロゴタイプを作ることが可能です。

既存のフォントに肉付けしたり、削ぎ落したり、変形させるといったアレンジを加えると、オリジナリティをさらに出すことができます。

最近のデザインの傾向

一昔前ではロゴタイプとロゴマークを組み合わせたデザインが多くありましたが、最近はロゴマークをなくしてロゴタイプだけにするという傾向がみられます。

日本の通信業界のロゴの変遷をたどってみると、ロゴマークからロゴタイプに移ってきているということが分かります。

例えば、「au」はブランドを立ち上げた当初は、「au」の左横にマークがありましたが、今ではマークがなくなり「au」のロゴタイプだけになっています。

ドコモも、以前は「DoCoMo」の上下に青と赤と緑の曲線がデザインされたロゴマークを使用していましたが、「docomo」というシンプルなロゴタイプに変わりました。

また、英語の場合は小文字表記が人気という傾向もあります。世界第2位の食品会社であるペプシは、2006年からシンボルマークの下のロゴタイプを「PEPSI」から「pepsi」に変更しています。また、日本でも大手菓子メーカーの明治製菓のロゴタイプが、「Meiji」から「meiji」に変わりました。

小文字にした方がやわらかい印象になるため、英語の場合は小文字表記にする企業が増えているのが最近の傾向です。

まとめ

ロゴタイプとは何か、理解していただけたでしょうか?見る人の印象に残りやすいロゴマークと、名前を覚えてもらうのに効果的なロゴタイプ、それぞれの特徴を活かして使い分けるようにおすすめします。最近の傾向としては、ロゴタイプだけを使用する企業も増えてきています。ロゴタイプだけにするか、それともロゴマークも組み合わせたほうがいいのか、会社のニーズを基に考えてみるようにしましょう。

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