企業ブランディングでロゴが重要になる4つの理由

周りの企業を見てみると、ほとんどの企業がロゴマークを持っていますよね。自分も作らないといけないと漠然と思っていても、ロゴの必要性がいまいち分からず、作成を躊躇してしまう人も少なくありません。

ロゴの必要性を理解すれば、ロゴ作成のイメージも湧きやすくなります。ここでは、ロゴの役割など、企業ブランディングでロゴが重要になる理由を詳しくご紹介します。

目次

  1. 企業のブランディングとは
  2. 企業ブランディングでロゴが果たす役割
  3. 企業のブランディングにロゴは必要不可欠
  4. 企業ロゴの活用方法

企業のブランディングとは

ブランディングという言葉を使うと、とても難しいことのように思えてしまいます。しかし、簡単な言葉に言い換えると、企業に対する共感を得ることや信頼感を持たれること、他者との違いを表すことです。

会社の理念や歴史、想いをロゴで表すことで、商談相手やお客様に自社のビジョンを理解してもらいやすくなります。ビジョンを共有することは、つながりをより強いものにするためにとても有効な手段です。

そして誰しも、どんな会社かよくわからないところで商品やサービスは購入したくないものです。商品やサービスを購入してもらうには、相手に信頼してもらうことが最も重要であるといえます。

ロゴを作ったからと言って、悪徳な商売をしていては信頼されないのは当たり前です。しかし、良い商品、サービスを提供していく中で、ロゴのない企業よりもしっかりと企業の想いが詰まったロゴを持っているほうが、信頼性はアップするのです。

企業ブランディングでロゴが果たす役割

ロゴが果たす役割

多くの企業がロゴを持っているのは、ロゴには意味があるからです。飲食業であっても小売業であっても、ロゴを作成するのは、ロゴを作ったことによるメリットがあるからといえます。有名な大企業であるNTTは、ロゴに1000万円かけているという話がありますが、ここまでお金をかけるのには、しっかりとした意味があるのです。

それでは、具体的に企業のブランディングでロゴが必要とされる4つの理由を見ていきましょう。

1.企業の認知度を高めることができる

ファストフード店のマクドナルドや、コンビニエンスストアのセブンイレブンのロゴは、多くの人が目にしています。これを読んでいるあなたも、マクドナルドと聞くと黄色のMのロゴが思い浮かび、セブンイレブンと聞くと数字の7のロゴが思い浮かぶのではないでしょうか?

このように、人間は文字よりも絵や画像のほうが記憶に残りやすいという性質をもっています。人間のつくりとして、絵や画像は右脳で処理されるのですが、感情や直感も右脳が関係しています。そのため、商品やサービスの購入につなげるには、右脳に訴えかけるロゴがあるほうが有利なのです。

例えば、名刺を渡したとき、ロゴが付いている社名と、文字で社名のみが書かれている場合、ロゴがある社名のほうが記憶に残ります。仮に社名を忘れてしまっても、ロゴを見た瞬間に思い出すというケースは多いのです。

また、特徴的なロゴや、会社の特徴を上手く表現しているロゴを持つことで、幅広く知ってもらえるきっかけにもなります。

2.企業のイメージを形成できる

ロゴというのは、企業にとっての顔です。何をしている会社かひと目で分かるロゴや、企業理念が表れているロゴ、インパクトがあるロゴは、企業のイメージの形成にとても役立ちます。

iPhoneを開発した会社であるAppleのロゴはリンゴのマークですが、Apple製品のことにあまり詳しくなくても、リンゴマークが付いている製品を見れば「Appleの純正品」とわかります。さらに「Appleだから安心」につながります。

一度信頼性がロゴにつくと、ロゴを見るだけで安心して利用してもらえることにもなるのです。

さらに、素人が作成したロゴとプロが作成したロゴとでは、プロが作成したしっかりと考え抜かれたロゴのほうが信頼できるという声がよく聞かれます。

3.お客様の印象に残りやすい

好感を持たれるロゴは、取引先に良いイメージを与えます。よく、第一印象が大事!身だしなみを整えなさいといわれますが、ロゴも同じです。

良いロゴを使うと、企業の価値を上げることにもつながります。企業が伝えたい印象を伝えることにも役立つのです。

さらに、企業の価値だけではなく、製品やサービスの価値を表すのにもロゴは役立ちます。ロゴを製品につけると、その製品のロゴを見た人が企業をイメージし、購入につながるのです。

人は、記憶にないものや知らないところの商品を買いたがらない傾向にあります。仮に、スタートしたばかりで社名がまだ浸透していなくても、ロゴが記憶に残っていれば購入してもらえるチャンスも増えるのです。

4.社内に向けての役割もある

ロゴには、企業の理念など、想いやコンセプトが込められています。そこには、企業がこれから目指していく方向性も込められているでしょう。

そのため、ロゴを作って使用していくことで、企業の目指す方向やあり方を社員と共有することができます。それにより、社員の意識を向上させ、団結力や帰属意識をアップさせることもできるでしょう。

社員ひとりひとりの向かう方向が一致しているということも、企業ブランディングには重要です。

企業のブランディングにロゴは必要不可欠

企業のブランディングにロゴは必要不可欠

企業を知ってもらうため、覚えてもらうため、信頼してもらうためにロゴが必要不可欠なのは認識していただけたかと思います。

しかし、ロゴは適当に好き勝手に作れば良いというものではありません。一度作ると、長く使用していくロゴですから、しっかりと効果のあるロゴにするために、いくつか作成のポイントをご紹介します。

企業ロゴ作成のポイント

ロゴを作成するに当たって、名前の表記をどうするか考えなくてはいけません。会社の名前とブランド名が違う場合どちらを使用するのか、漢字を使うかローマ字や英語を使うか、ローマ字や英語の場合は大文字・小文字の配置をどうするのかということを細かく決定していきましょう。悩んだ場合は、デザイナーに相談するのもありです。第三者目線での意見を取り入れることができます。

そして、企業のイメージを視覚的に表現できているかということも重要です。例えば、高級志向でシンプルな商品を扱っている企業なのに、ポップで賑やかなロゴは企業のイメージを表現できているとは言えません。また、インポートブランドのジュエリーを扱っているのに筆文字で書いた漢字を使ったロゴも違和感があります。

企業のコンセプトをもう一度しっかり考えて再認識しておくことが、ロゴを作成するときに役立ちます。

さらに、作成しようとしているロゴが、企業のロゴとして機能できるかということも最も意識しなければならないポイントだといえるでしょう。

せっかくロゴを作っても、先ほどもご紹介したロゴの役割やメリットが発揮されなければ意味がありません。ひと目で伝えたいことを伝えられるデザイン、目を引くデザイン、好感が持てるデザイン、信頼を生み出せるデザインにすることが重要です。

ロゴの著作権にも注意

ロゴの著作権はロゴを作成した人に発生します。企業としてロゴをしっかり活用していくために、ロゴの著作権は譲渡してもらった方が良いでしょう。

また、著作権譲渡の対応は、制作業者によって変わるため、ロゴ作成を依頼する際に事前に確認するのをおすすめします。その際、著作権譲渡についての書面も発行可能なのか併せて確認すると良いでしょう。

ロゴ作成会社のLOGO市では、ロゴ作成料金のなかに、ロゴの著作権譲渡費用を含めています。他社では著作権の譲渡自体に、別途50,000円~100,000円の費用を設けているところも多いですが、ロゴは完成したらお客様に使っていただいてはじめて役立つものになりますので、著作権の譲渡まで含めて「ロゴ作成」だと考えているからです。

加えてLOGO市では、著作権譲渡証明書の発行にも対応しておりますので、安心してオリジナルロゴをお使いいただけます。

企業ロゴの活用方法

ロゴを作成したら、しっかりと有効活用しましょう。ロゴの活用法ですぐ思い浮かぶものと言えば、自社のウェブサイトや名刺にロゴを入れることです。とくに名刺は、今後、たくさんの人へ渡すことになるので、名刺にロゴを入れることはとても有効な手段だといえます。

ノベルティグッズや会社案内、DM、カタログを作る予定があるなら、これらにもロゴを入れて活用しましょう。また、最近ではほとんどの企業がSNSを活用しているため、SNSで使う写真をロゴにするのも効果的です。

人は、何回も繰り返し見るものを好きになるという傾向があるようです。そのため、人の目に触れるところには、どんどんロゴを活用することが重要だといえます。

他にも、請求書や納品書などの書類、それを入れる封筒などなど、企業ロゴを活用できるものはたくさんあります。

せっかく素晴らしいロゴを作っても、人に見てもらわないと効果は発揮できません。ロゴを活用してしっかり企業ブランディングを行なっていきましょう。

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